社会貢献コラム
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2020/2/12 ギター合奏の慰問活動(続報)(福岡支部 須原 進 氏)

ギター合奏の慰問活動(続報)

福岡支部 須原 進

 

 

クラシックギター関係者ならタレガの「ラグリマ」や「アデータ」よくご存じでしょう。週一回の「ももちカルチャーセンター」のギター教室での成果として、そこまでたどり着いて居ります。
さて、二年前に社友会のホームページに、「社会貢献」でギター合奏の慰問演奏を行っていますという投稿を掲載して頂いて居り、今回はその後の活動を報告致します。
現在三ツの合奏グループに参加して居ります。一ツ目は「トライアングル」というグループです。オーケストラのフルート奏者だったIさんの指導で実力を付けています。
福岡市の障害者福祉センターでの二回公演や練習拠点である原公民館から依頼の有る施設への慰問演奏を実施しています。ここでは、MCの役割を一年前新加入の女性Aさんにバトンタッチし、コーヒー係をしています。月四回の練習時、豆を挽いたコーヒーを十杯ポットに用意して練習に参加します。
二ツ目の「賀茂ギターサークル」では、月四回の練習日のうち、二日は初心者、初学者の育成に当て、残りは合奏にあてます。沖縄の三線を新たに加え「芭蕉布」「童神」をレパートリーに加えました。ギターの第三フレットにカポタストを装置し音程を揃えます。アイン・ザッツを担当しています。「セーノ」と声をかけるスタート係です。
最後の「悠々クラブ」です。写真に写っているメンバーです。
ももちカルチャーセンターが受講生拡張の為、初心者やそれに近い生徒を募集して始めたのが悠々クラスです。人前で演奏したい、発表の機会を持ちたいとの思いから積極的に慰問活動を始めていたそうです。くも膜下出血療養後の私に「一緒にやりませんか」と声をかけてくれました。もう一度やり直すつもりで加入致しました。社友会福岡支部の夏のビアパーティで演奏してくれたのもこの「悠々クラブ」でした。
インフルエンザ流行期を除き、月一回のペースで慰問演奏を実施しています。このグループは、一曲づつMCを交代し思い思いの曲紹介をしますので、目先が替って好評です。
各ご施設共、歌う作業に力を入れて居られますので、ギター合奏と歌を合わせるむづかしさが出てきますので、歌詞のすり合わせ、統一が事前の重要な作業になっています。
メンバーに実力派女子二名が加わった事が大きいです。ご施設の入所者やデーサービスの利用者(お客さん)に男性は少ないのですが、その方々が声を出して唱和される事が増えてきたと見うけられます。やっぱり女性の底力を感じております。自分自身の健康維持の為、継続している日常行動であり、社会貢献だなどと申すつもりはありませんが、一年でも長く続けたいと念願して居ります。

 

  

 

 

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