社会貢献コラム
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2018/7/9 私のボランティアは“おもちゃドクター”(仙台支部 原田 純 氏)

私のボランティアは“おもちゃドクター”

 

仙台支部 原田 純

 

◆活動内容と目的、始めるきっかけとなったことは

今、両親や祖父母は子どもにおもちゃを買い与え、壊れてしまってもすぐ新しいものを買ってしまいます。そのような親御さんや子ども達に「モノ」の大切さを伝えたり、 おもちゃの仕組みを教えたり、壊れたおもちゃを修理する「おもちゃのお医者さん」が私のボランティア活動です。始めるきっかけは山形市生涯学習センター主催で平成21年度シニア社会参画塾「おもちゃドクター養成講座(初級編)」を受講したことです。自分のライフワークとして趣味の陶芸や写真撮影等は継続してやっていこうと思っていましたが、新たにボランティア活動のようなものを探していたところ、友人から「定年退職後もライフワークとして続けるのにもピッタリ、子供が好きでおもちゃに興味があれば誰にもできる」と、講座の受講を進められました。

 

  • ◆活動の中で大切にしていることは

子ども達の前で、お話をしながら修理をすることです。修理が終わって、壊れていたおもちゃが動き出した時の子ども達の笑顔は、おもちゃドクターの喜びであり達成感を得られる瞬間です。また、ドクター同士修理の情報交換をすることで、お互いのコミュニケーションが増えて活動が発展します。

 

  • ◆自身のステップアップと学びは

おもちゃは様々な要因で壊れます。沢山の修理を経験したおもちゃであれば故障の原因 は大方見当がつきますが、初めての場合は知恵と工夫と努力が勝負です。他のドクター の修理を見ることも参考になります。悪い箇所が見つかって修理が終了したとき達成感 は格別です。多くの種類のおもちゃ修理がステップアップにつながると感じています。

 

  • ◆これからの目標は

おもちゃドクターのボランティア活動も今年で10年目に入ります。これからも多くの子ども達の笑顔をもっともっと見られるように、興味と関心とチャレンジ精神で頑張って行きたいです。

 

★★★仙台支部幹事会のコメント★★★

原田さんはおもちゃ病院の無かった山形県におもちゃ病院を立ち上げ県内4地区の診療所を運営し、多くの子供達に「モノ」の大切さを教え、子供達に喜ばれる、素晴らしいボランティア活動を行っています。

 

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