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●令和になって初めての料理教室は、“エスニックシリーズ”と題しての台湾・タイ料理です。
●蘊蓄コーナーは、エスニックにちなんで“香辛料”です。今日の台湾料理で使う「五香粉（ウーシャンフェン」は五種類以上のスパイスをブレンドした、中華料理には欠かせない物。カレースパイスの「ガラムマサラ」には、コリアンダーという甘く爽やかな香りのスパイスが入っていますが、実はこれパクチーの種子をパウダー状にしたものです。ちょっと意外でした。
●一品目は豚肉を甘く煮込んでご飯にかける台湾の定番料理「ルーローファン」。豚バラ肉と玉ねぎ、厚揚げ、ゆで卵を砂糖・醤油・五香粉で「これでもか」というまで煮込みます。軽く煮汁で火を通した青梗菜を彩りに盛りつければ完成です。味のしみ込んだ厚揚げとゆで卵がいい脇役で、煮汁のしみ込んだご飯は絶品でした。
●二品目はタイ料理の「ソムタム風サラダ」です。本来は青パパイヤを使うのですが、今回はごぼうで代用。セロリ・人参・パクチー・バジルに、砕いたピーナッツ（無塩）・ナンプラー・赤唐辛子・ライムで作ったドレッシングを混ぜ込んで出来上がり。パクチー好きの人には堪らない一品。
●「鰯とネギのナンプラースープ」と、デザートの「ココナッツ柚子汁粉」の計四品は、塩分・カロリー共に少しオーバー目の昼ご飯となりました。（文責・筑瀬）