東京支部お知らせ
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2025/12/1 俳句同好会報告

あすてらす俳句会報

令和7年11月(第363号)

 

 

11月句会 令和7年11月28日

 

11月も月末となりこの秋は感じないまま冬に入り、もう年末かと思わせられます。季節も気温の

上向下はあるものの寒くなってきました。皆様、お元気にお過ごしでしょうか?

先月は大阪支部との始めての試みでリモート句会を開催で、色々と刺激を戴きました。

個人的には2~3ヶ月に一度、合同の俳句の会が面白いのかと感じました。

 

  • ** 天賞・高得点(2点句以上)***

木枯しや葉っぱ葉っぱと燥ぐ孫                遊雅

銀色の波のごとくに枯尾花                  荂

しのび寄る木枯かすか戸のきしみ               保代

枇杷の花摘んで残した日の光                 玉木

朝日あび濡れ葉の光る冬の草                 三久

星も降るポインセチアのある窓辺               遊雅

凩に背中押されてつまずいて                 荂

深みゆく一雨ごとの寒さかな                 保代

おろし吹き畝高くなる深谷ねぎ                三久

 

  • ** 出句一覧(五十音順) ***

 

大井どんどん

踏まれても負けない強さ冬の草

歳重ね身体応える木枯らしか

山茶花に心癒され山歩き

冬登山風吹く中やあゝしんど

 

 

大野彌粆

日だまりの庭にほっこり冬の草

凩に体寄せ合う姉妹猫

りんご狩り熊の看板気もそぞろ

お酉様手打ちの声に足を止め

 

川﨑遊雅

木枯しや葉っぱ葉っぱと燥ぐ孫

滝を背に染めゆく紅葉山の寺

星も降るポインセチアのある窓辺

落葉掃く竹箒の音清々し

 

田中保代

しのび寄る木枯かすか戸のきしみ

もみじ葉の色づくピークすこしずれ

つぼみもつ色は何色冬の花

深みゆく一雨ごtの寒さかな

 

花里 荂

銀色の波のごとくに枯尾花

歩道橋何を食べるか寒すずめ

凩に背中押されてつまずいて

踏まれてもなお立ち上がる冬の草

 

本郷宗祥

木枯しやそちらこちらの吹き溜まり

小春日や猫の相手の昼下り

縁側の猫のまどろむ冬日向

報恩講一族集ふ祖母の家

 

三浦三久

朝日あび濡葉の光る冬の草

木枯しや眠れぬ熊の長い朝

おろし吹き畝高くなる深谷ねぎ

冬の雲海に沈んで鉛色

 

玉木憲康

枇杷の花摘んで残した日の光

白や赤日々日々進む枯芙蓉

紅ほっぺほっ茎を伸して昼を待つ

 

次回:令和7年12月19日(金曜日) 午後1時~

兼題  「クリスマス」「12月の花(何でもOK)」

 

忘年会の話題もありましたが2月の俳句の会の時に新年会を予定したいと思います。

 

<独り言>

今日の勉強になったかなポイント

6:りんご狩り熊の看板気もそぞろ

三段切れ(5,7,5,が関連性薄く切れている感)という意見もありましたが、読み手の意志としては繋がっているとの意見もありました。

10:枇杷の花摘んで残した日の光

枇杷の葉は大きく厚いので日の光を遮るので田畑や家の庭には通常は植えない。

枇杷の花の摘花は1つの実を大きくするための作業

20:滝を背に染めゆく紅葉山の寺

元々は、5,5,7に拘り、山寺や滝を背に染めゆく紅葉であったものの配置を入れ替えて再投句

27:おろし吹き畝高くなる深谷ねぎ

おろし吹き→過去の読みか?畝高くなる→現在形か?との解釈もありましたが、過去、現在の流れになっているので問題がないのでは?で治まった。

おろしとしての季語の考え方は、〇〇おろしとならなければ季語にならないのでOK

30:落葉掃く竹箒の音清々し

元々は、清々し落葉追う竹箒の音、であったものの清々しを最後にもって行くことで躍動感がアップしたか?

令和7年 11月28日製

 

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