東京支部お知らせ
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2026/3/31 俳句同好会報告

あすてらす俳句会報

                               令和8年3月(第367号)

 

 

3月句会 令和8年3月27日

 

3月も末となり、桜の開花が各地で報告されています。鹿児島よりも関東の開花が早いのは温室効果なのでしょうか??

歴史は石油の確保からレアアースへの確保へと政治情勢が日々変化していますが、俳句の詩に及ばないことを望みます。

ご連絡

  • 4/20月に東京支部総会が11:00に掲示予定にしています。

ご自身のこの1年の間に読まれた句を選ばれて掲示をお願い致します。

3/27金:3月定例の会時にお預かりした句は、会場まで宅配送付予定でございます。

一部の方に4/16木午前中までに社友会にご連絡頂くとするケースも想定致しましたが、

各自のご自身の句を色紙または短冊に掲載し、持参のみと変更させて頂くことと致しました。

ご理解の程、お願い致します。

➁3/27金:定例会にて詠まれたの句の中で、自薦句を社報6月号に掲載致します。

尚、お選びになかった方におかれましては、句会の皆様に推薦されて句を選句させ

て頂きました。

 

  • ** 天賞・高得点(3点句以上)***

 

桜咲く車窓へ首も追いかけて                    内堀悟空

幼子の髪のかがやく春の風                     三浦三久

夕まぐれ白きほむらの雪柳                     大野彌粆

せせらぎの鳥の水あび土筆摘む                   三浦三久

北国に梅桃桜揃い踏み                       三浦三久

自転車の行く手を阻む春一番                     大野彌粆

春一番抗ひ歩く帰り道                        本郷宗祥

来る来ない時計見返す春時雨                    番場Banban

老木に生きる力の桃咲ける                     田中保代

桃の花抱きて和らぐ幼顔                      川崎遊雅

 

  • ** 出句一覧(五十音順) *** 

 

自薦句◎(欠席投句の方は、皆様のご推薦によって選句致しました)

 

内堀悟空(欠席投句)

小川べり桃の花散る恋終わる

春一番砂塵やみたる一打かな

飽きもせず春一番のゴルフかな

◎桜咲く車窓へ首も追いかけて

 

大井どんどん

春一番カツラとぶとぶ髪みだれ

◎畑来て心和みて桃の花

畑来て香り広がる桃の花

春一番二番三番鼻水が

 

大野彌粆(欠席投句)

自転車の行く手を阻む春一番

道端によこたふ小鳥桃一輪

◎夕まぐれ白きほむらの雪柳

花笑うホルムズよりも大騒ぎ

 

川崎遊雅

◎桃の花抱きて和らぐ幼顔

春一番吹けば猛暑が待っている

墨堤や蕾ふと足とまりけり

ハクモクレン白さに道の静まりぬ

 

久保田いち

◎桃ひらき桜前線すぐそこに

春一番ありそうでない中華店

春一番妻が二番で犬三番

桃節句ピンクのそぼろちらし寿司

 

田中保代

老木に生きる力の桃咲ける

一ツ咲き二ツふくらむ花椿

◎ひそやかに木々ぬらしける春の雨

すきあらば分け入る風よ春一番

 

玉木憲康

桃の花一人元気に土手の脇

春風や川のせせらぎアメンボ―

◎春風も二人スキップ池回る

桃の花色あでやかに緑り待ち

 

花里 芲

◎春分や雨が季節の移行なり

春の宵二人の姉と喜寿祝ふ

切り捨の枝を拾いし桃の花

ゴミ置場孕むビニール春一番

 

馬場Banban

◎来る来ない時計見返す春時雨

春日和ぬいぐるみ置くパンチ君

キャンディーズ春一番に紙テープ

だんじりや春まだ眠し屋根の中

 

本郷宗祥

◎春一番抗ひ歩く帰り道

桃の花飾りて吾子の祝膳

春めきて草花たちの背比べ

一晩の花びら散らす春の雨

 

三浦三久

花月夜逢うは別れの道しるべ

幼子の髪のかがやく春の風

◎せせらぎの鳥の水あび土筆摘む

北国に梅桃桜揃い踏み

 

次回:令和8年 4月24日(金曜日) 午後1時~

兼題  「木の芽」と「暮れの春」

 

<独り言>

 

今日の勉強になったかなポイント

 

1:桃の花色あでやかに緑待ち

り、が要らないのでは?

 

3:髪乱れカツラとぶとぶ春一番

内容が受けた(笑)とのご意見:実際の状況を詠んだ句⇒笑うに笑えない環境

 

5:道端によこたふ小鳥桃一輪

実際の状況を詠んだ句、可哀そうな小鳥の状況

 

6:墨堤や蕾ふと足止まけり

夏井いつき先生の言葉:

俳句は、5+7+5であるが、例えば、最初の5が7になっても7+5で戻せばリズムが

整う。

 

8:一晩の花びら散らす春の雨

語順を変えても良いのでは?とのご意見あり。

⇒一晩の散らす花びら春の雨

 

11:桜咲く車窓へ首も追いかけて

実際の状況が想像しやすかった。

 

12:桃の花一人元気に土手の脇

一人は余分では??

 

14:春一番妻が二番で犬三番

面白い、自分が入っていない⇒川柳に近い?

 

15:幼子の髪のかがやく春の風

状況が想像できて良かった

 

16:夕まぐれ白きほむらの雪柳

状況が想像できて良かった

 

20:切り捨の枝を拾ひし桃の花

剪定:は春の季語、

広葉樹針葉樹によって剪定の時期が異なるものの剪定は春の季語

昔は、庭木の剪定ではなく果実の剪定から時期が春とされているのかも?

 

21:春風や川のせせらぎアメンボ―

せせらぎがあれば、川は不要では?

 

22:春一番砂塵やみたる一打かな

ゴルフをされない方には、野球?サッカー?と思われたようです。しかしながらゴルフ

経験者からは、ナイスショット時の感覚が通じたのご意見あり。

 

23:キャンディーズ春一番に紙テープ

キャンディーズのヒット曲と季節感の結びつきが厳しい

 

24:畑来て香り広がる桃の花

桃畑にて桃の花の香を詠んだ句、桜の花よりも香があるのでは?

 

25:春一番ありそうでない中華店

実際に店舗として、中華一番ではなく春一番の店舗が、あるかも?

 

26:せせらぎの鳥の水あび土筆摘む

2つの状況を詠んだ句であるもののどのような環境かが掴めないとの意見もあり。

水あび:夏の季語では?

 

30:一ツ咲き二ツふくらむ花椿

花が咲く、花は咲くものだから、咲くは不要では?

しかしながら、詠んだ人に解釈させるのは良いのでは?との意見もあり

 

31:桃ひらき桜前線すぐそこに

桜前線は、季語ではない

 

33:春風も二人スキップ池回る

詠み手の意思を拝読者感ずる意図が合いにくが、最終的には詠み手の意向を通す

のが良い。

詠み手:春風も意思を持った擬人化したものと二人の3者でのスキップを詠みかった

拝読者;春風を春風と考えて、二人と分けて考えた結果、春風も⇒「春風や」が良い

のではとの意見があった。

 

37:北国に桜桃梅の揃い踏み、として、投句されたが結果として、

北国に梅桃桜揃い踏み、として再投句とされた。

北国では、梅桃桜がほぼ同時期に開花となる。また一般的には順番は梅桃桜なの

でこの順番が良いのでは?とのご意見があった。

 

38:自転車の行く手阻む春一番

自転車以外言葉で知れ渡った俳句があり。しかしながら状況がよく伝わる句である。

 

40:春日和ぬいぐるみ置くパンチ君

パンチ君をご存じの方そうでない方がおられ、ゴルフと同様に関心の有無の差が、

あった。

 

41:来る来ない時計見返す春時雨

携帯電話のない時代での状況を詠んだ句

 

43:老木に生きる力の桃咲ける

老木の力強さを詠んだ句

 

44:桃の花抱きて和らぐ幼顔

幼子の顔が浮かぶ句

 

令和 8年 3月27日製

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