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５月１２日、天王寺の慶沢園で写生会を行いました。

慶沢園は、天王寺　てんしば公園の隣　旧黒田藩蔵屋敷長屋門の先にあります。住友財閥の茶臼山本邸、純日本風の林泉回遊式庭園で、白い石の州浜を前景に、大きく広がる大池と、その中央に浮かぶ黒松を配した中島や点々と浮かぶ岩島があり、築山とその麓の大きな滝、四阿（あずまや）など池を眺めながら回遊できる庭園となっています。池にはアベノハルカスが映り込み庭園と高層ビルの対比も面白い構図ですが、どこから見ても素晴らしい庭園で、写生場所の選択は目移りするほどでした。

当日天気は曇りでしたが、雨上がりの新緑の美しさが際立ち、公園の木陰で涼しく写生ができました。写生会の後は天王寺南側のレストランあじ処なるにて懇親会を行いました。

今年はNHKで「３か月でマスターする絵を描く」という番組が放送されています。講師は柴崎春通先生で、講座ではアクリル絵の具を用いています。絵画は絵具の種類にかかわらず、基本は同じです。初心者でも毎回素晴らしい絵が描けるのがわかります。

絵画同好会では、水彩画、色鉛筆、鉛筆のデッサンと皆好みの道具を用いて描いていますが、自宅等で油絵やガラス絵を制作されている方もおられます。

NHKの絵画講座を見たら、誰でも絵を描く楽しみがわかると思います。ご興味がおありの方はぜひ絵画同好会へ見学にきてくださいね。次回は６月１２日事務所で静物画を描く予定です。

絵画同好会世話人　笹治哲郎　伊藤不二雄　狩野昌子　横山由香子

アベノハルカスが映り込む池

大阪市立美術館と慶沢園

慶沢園の池と石

写生後の懇親会