

あすてらす俳句会報
令和8年2月(第366号)
2月句会 令和8年 2月27日
2月も今日が末日となり、月日の経過を益々早く感じるようになりました。昨日は、旧暦と称して新年会を開催出来ました。ありがとうございました。
大切な連絡事項:お願い
- 4/20月に東京支部総会が開催されるときに、ご自身のこの1年の間に読まれた句を1句、自薦句を色紙または短冊に書かれてご持参お願い致します。
- 東京支部総会時に俳句の会同好会にて各々が書かれた句を掲示させて頂くのでご協力お願い致します。
- 東京支部総会に当日ご参加頂けない方におかれましては、展示用の句を事前に花里様と大井までご連絡お願い致します。
- ** 天賞・高得点(3点句以上)***
通行止行き先変わる梅見旅 花里 荂
凛とした可憐ないで立ち水仙花 久保田いち
海風にゆらりゆらゆら野水仙 大野彌粆
汐風に白き吐息の水仙花 田中保代
真白なる障子なでゆく光る風 田中保代
如月の衣まといし今日の風 大野彌粆
- ** 出句一覧(五十音順) ***
自薦句◎(ご報告者のみ)
内堀悟空
如月や闇夜の奇声婆ひとり
恋猫や朝陽届いてなお熱し
水仙や雪を掻き出し日に照らす
テスト前いつも癒しのオリオン座
大井どんどん
水仙花白く咲く花空に向け
見てるだけ食べではならぬ水仙花
如月や温暖化かも季節越す
◎なごり雪溶けるころには合否開
大野彌粆
如月の衣まといし今日の風
海風にゆらりゆらゆら野水仙
春の朝首をもたげて亀いでる
里猫の器に厚き氷張り
川崎遊雅
◎氷上で小首傾ける天使かな
水仙や凛と咲きゐる朝の庭
雪舞ふや大義知らねど投票日
友よりのミモザに解けゆく疲れ
久保田いち
散歩道水仙見習い背筋ピン
凛とした可憐ないで立ち水仙花
月あかり尾瀬の水面に白水仙
眠る妻むかし水仙いまヒグマ
田中保代
汐風に白き吐息の水仙花
きさらぎや右往左往の寒暖差
春夕焼一人住まいのひとり言
真白なる障子なでゆく光る風
花里 荂
通行止行き先変る梅見旅
如月の誕生月の墓参り
如月や小銭が出せずまごまごと
越前の海辺の土手の水仙花
玉木憲康
水仙や白と黄色の合唱団
◎水仙の茎折れたるかおじぎする
竹やぶや白梅と揺る里の風
春風や裏の北山回り込む
三浦三久
喜びも悲しみもみな水仙花
如月や転んで起きる双子かな
◎ぬくもりを永遠に忘れず冬すみれ
紅白のおもいのままの梅だより
次回:令和8年 3月27日(金曜日) 午後1時~
兼題 「桃の花」と「春一番」
独り言
今日の勉強になったかなポイント
3:水仙や白と黄色の合唱団
当句の話題時に出たこととして、俳句は説明句になってはダメとのこと
6:眠る妻むかし水仙いまヒグマ
読む方の解釈では墓に眠る妻を想像する方もおわれましたが、隣に眠る妻の姿?との解釈もあり。
7:如月や闇夜の奇声婆ひとり
奇声がどこに響いているのか?と想像が膨らんだ。
8:通行止行き先変る梅見旅
実際にあった状況を読んだ句、情景が通じてきたとの評価
9:氷上で首を傾げる天使かな
オリンピックでの17歳の選手の姿を読んだ句、オリンピックの言葉を入れずとも理解
されるかと読まれた句
10:春夕焼一人住まいのひとり言
春夕焼→はるゆやけ、と読む、俳句の読み方
一人住まいの、と、ひとり言、はひとり言は一人であるので重ねて読むよりは何か
良い読み方はないか?との意見もありましたが、敢えて重ねることで独り感を出した
かったとのこと
13:恋猫や朝陽届いてなお熱し
朝陽→朝日とすべき言語との事
16:海風にゆらりゆらゆら野水仙
20:汐風に白き吐息の水仙花
潮風は、夏の季語となります。
24:月あかり尾瀬の水面に白水仙
月あかり→秋の季語
28:真白なる障子なでゆく光る風
真白→ましろ、と読む、俳句の読み方
障子は冬の季語、風光るは春の季語
29:なごり雪溶ける頃には合否開
なごり雪溶けることには、は綺麗に聞こえるが、合否開は繋がらなかった。
30:竹やぶや白梅と揺る里の風
実際の庭の情景を読んだ句とのこと、この情景の中にメジロが竹やぶから白梅へと
飛ぶ姿があったとのこと
31:友よりのミモザに解けゆく疲れ
友人から貰ったミモザに癒された状況を読んだ句、ミモザに→ミモザで、という意見も
ありましたが、濁点の、で、や、が、の言葉は使わない方が良いとの意見もあった。
35:喜びも悲しみもみな水仙花
喜びも悲しみもの表現はそのまま表現は避けた方が良いとのご意見
36:如月の衣まといし今日の風
如月=重ね着との意味もある、
19:如月や温暖化かも季節越す、如月も重ね着を意図した句であった
今日→俳句では、けふ、と読む。
令和 8年 2月28日製
最後に写真をご覧ください
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