

あすてらす俳句会報(第368号)
4月句会 令和8年4月24日
4月から代表幹事をさせて頂く事となりました。微力ですが出来ることをさせ戴ければと思います。
何卒、宜しくお願い致します。また、会員の皆様におかれましても更に楽しんで頂ければと思います。
加えて、新規の会員が増えることも期待したいと思います。 今後共、何卒、宜しくお願い致します。
ご連絡
- 4/23木に社友会事務所の佐藤静様からのMailに5月・HP掲載用の作品投稿の依頼のご依頼がありました。
- 4/24金、昨日、自薦句をご連絡頂いています句を連絡させて頂きます。shayu-shizuka.s@tea.ocn.ne.jp (社友会 佐藤様宛)
- 連絡:5/22金に吟行として、清澄庭園(庭園入口10:30集合)に出かけることに、決まりました。
吟行の幹事は本郷さんと三浦さんにお願いしています。
ご出欠のご連絡(5/20水までに)は、Mailに全員返信で、お願い致します。
ドタ参も可能でございます。
- 5/22金の兼題は、5月末の清澄庭園をイメージされたものにてお願い致します。
- ** 天賞・高得点(3点句以上)***俳句の会にて掲載順
雨上がり妻の墓前に桜舞う 天賞×3:凄い!! 内堀悟空
ハラハラと葉を落としけり竹の秋 高×3 田中保代
子の芽風小学生の赤い頬 高×3 大野彌粆
月朧夢のあはひをゆらりかな 天賞 川崎優雅
街路樹や右も左も木の芽張る 天賞+高×2 田中保代
庭いじり食べてもみたき木の芽かな 天賞+高 内堀悟空
花の闇一つの影も音もなし 天賞 川崎優雅
- ** 出句一覧(五十音順) ***
自薦句◎(欠席投句の方は、皆様のご推薦によって選句致しました)
内堀悟空(欠席投句)
春の暮9時10時なお夢の中
庭いじり食べても見たき木の芽かな
◎雨上がり妻の墓前に桜舞う
春の暮れ寝ても覚めても歴史本
大井どんどん
詠むほどに頭脳明晰発芽脳細胞
よもぎ摘み餅に入れれば嗚呼美味し
◎暮の春虫も忙し花粉運び
山椒の実匂い鮮やか食べたいな
大野彌粆(欠席投句)
木の芽風小学生の赤い頬
初蝶や花びらと競い合ひ
◎花筏軌跡の描く櫂アート
恋月夜雌呼ぶ猫の暮の春
川崎遊雅
乗車券ゆくへも知らぬ暮れの春
幼子の柔らかき手や木の芽道
◎月朧夢のあはひをゆらりかな
花の闇一つの影も音もなし
田中保代
◎街路樹や右も左も木の芽張る
春うらら昔のおしゃれして街に
ハラハラと葉の落しけり竹の秋
軽やかな空気去りゆく暮の春
玉木憲康
若葉立つ清州通りの風の道
桃の花梅と桜の立行司
◎さくらもちつぶさずつつむどうみょうじ
街路樹や右も左も木の芽張る
花里 芲
二枚から一枚になる暮れの春
◎Vの字の枝にゆらゆら柳の芽
一週間朝の日課の花見なり
漆黒の根元に二輪櫱花
本郷宗祥
◎敷き詰める桜蕊降る遊歩道
暮の春少し気取りて食事会
蜜を吸ひ枝から枝へ紋白蝶
大木のけやき芽吹きて庖積る
三浦三久
終着駅語る路線の暮の春
犬帯や十月十日の芽吹き時
◎春暑し眠る童の重さかな
蝶を追う仔犬のダンス蝶笑う
次回:令和8年 5月22日(金):吟行(清澄庭園入り口) 午前10時30分集合
その後、社友会事務所にて、投句&お食事(お弁当+お飲み物+茶菓子)
兼題:5月下旬&清澄庭園に関わる季語にて、熟考お願い致します。
<独り言>
今日の勉強になったかなポイント
1:雨上がり妻の墓前に桜舞う
妻を想う暖かいお気持ちが当句から非常に感じられた心に沁みる句でした。
今回の天賞・高得点は、非常に分散されたその中で当句が、天賞を3名の方が選択され、絶賛されました。
2:詠むほどに頭脳明晰発芽脳細胞
発芽は季語ではない。脳神経細胞の芽をイメージ。
3:初蝶や花びらと競い合ひ
散る花びらは季語ではない。
6:さくらもちつぶさずつつむどうみょうじ
正に本日ご用意戴いた茶菓子(桜餅)を詠まれた句
ひらがなばかりの句で、やさしさを感じた句
7:ハラハラと葉の落しけり竹の秋
葉を落としけり、とはせずに葉の落としけりとしています。口語調を避けるため
竹の秋:春の季語です。
9:乗車券ゆくへも知らぬ暮れの春
ゆくへも知らぬ⇒行く先知らず、JRやJALやANAの行く先の不明な乗車券から発想した句:楽しそう
11:Vの字の枝にゆらゆら柳の芽
柳の芽はVの字に枝が出る様子を詠んだ句
13:敷き詰める桜蕊降る遊歩道
桜蕊(さくらしべ):桜の木の下に花びらが散った後に芽のような桜蕊が降る遊歩道 を詠んだ句、趣を感じた句です。
14:花筏軌跡の描く櫂アート
花筏(はないかだ)から櫂(かい)アートは、おしゃれな句と感じた。
15:幼子の柔らかき手や木の芽道
幼子の柔らかさを感じる優しい句でした。
17:よもぎ摘み餅に入れれば嗚呼美味し
よもぎのあく抜きは大変、茶菓子によもぎ餅あり。
18:暮の春虫も忙し花粉運び
当初は、春の暮としていましたが、暮れ春に変更(春の夕暮れではないため)
23:春うらら昔のおしゃれして街に
春の爽やかな日に少し気取って食事会に出席するイメージが伝わる句でした。
24:犬帯や十月十日の芽吹き時
身近な状況を詠まれた句、芽吹きと新しい生命の誕生を詠まれたのか?
25:木の芽風小学生の赤い頬
小学生の言葉を使った意図は、一年生の春とすると春となり季重なりとなるため使用
26:月朧夢のあはひをゆらりかな
月朧(つきおぼろ):詠み手通り、優雅な句でした。
28:蝶を追う仔犬のダンス蝶笑う
説明句となっている感あり
29:街路樹や右も左も木の芽張る
景観が伺える句でした
31:漆黒の根元に二輪櫱花
櫱(ひこばえ)だけだと分かりづらいと思い花を追加、櫱とは、樹木の切株や根元か
ら生えてくる若芽のこと
32:蜜を吸ひ枝から枝へ紋白蝶
元々は、蜜を吸ひ枝から枝へ春の蝶、としていましたが、春の蝶の春は不要では?
とのご意見から改変。
33:恋月夜雌呼ぶ猫の暮の春
元々は、暮の春雌呼ぶ猫の恋月夜、でしたが改変、猫の恋とも繋がり、季重なりと
判断されてしまうため変更
34:庭いじり食べても見たき木の芽かな
新鮮な新芽の食感が感じられる句。
35:花の闇一つの影も音もなし
花の闇(はなのやみ)の状況を詠まれた句、静けさを感じる句
36:山椒の実匂い鮮やか食べたいな
山椒の季語としては、春であるが、山椒の実は秋の季語となってしまう。
令和 8年 4月25日製
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