東京支部お知らせ
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2025/6/7 写真同好会報告

2025年5月度 写真同好会撮影会報告
5月度 御射鹿池(みしゃかいけ)蓼科大滝 撮影会 5月29日

前日の天気予報では、東京は雨模様、現地茅野市では気温は低く時々雨もあるとのことでしたが、
当日は曇り模様でしたが晴れ間も覗き、写真撮影には良い天気となりました。
私たちは池袋駅前 西口に7時20分集合し、7時30分に予定通りチャータした小型バスで出発。
当日の参加者は、11名で、首都高速に入ってから恒例の車内挨拶兼撮影ポイント説明を佐藤世話人
から戴きました。行先は長野県茅野市方面 御射鹿池~おしどり隠しの滝~蓼科大滝です。
御射鹿池は、標高1,500mの山の中にある風光明媚な池です。静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出します。東山魁夷氏の有名な作品《緑響く》のモチーフになった場所でも知られています。
途中交通事故による渋滞もあり、予定より30分ほど遅れて御射鹿池へ到着し、すぐに撮影開始そして近くの明治温泉旅館で昼食(事前予約)をとりました。

 静けさの御射鹿池《静の風景》

 

明治温泉旅館はおしどり隠しの滝のすぐ横にある閑静な和風温泉で昼食はカレー定食です。食堂から、おしどり隠しの滝が見え、予定時間より遅れているので昼食時間内で懇親する時間もなく、

すぐにおしどり隠しの滝の撮影です。
おしどり隠しの滝は、横谷渓谷の最上流に位置する滝で、渓流瀑ならではの長い距離、いろいろな

角度から違った表情が楽しめる滝として有名です。おしどり隠しの滝周辺の遊歩道は、2か所の橋が崩落し通行止めとのことで撮影ポイントも制限されていました。

  

 明治温泉(日本秘湯の会)にて昼食           おしどり隠しの滝

 

昼食込みで約1時間ほど撮影時間をとり、最終目的地 蓼科大滝に向かいます。
最終撮影目的地の蓼科大滝は、茅野市北山の滝の湯川から流れ落ちる高さ25m・幅10mの滝で、
その昔、武田信玄が滝に打たれて戦略を練ったとの伝説も残されています。また、滝まで続く遊歩道
沿いには、苔生した原生林が広がっていてその美しさは別世界との評判です。
事前に確認した観光協会のお話では、女性も子供も15分ほどで歩いて行ける場所ですよと聞いて
いたので、高齢者軍団の私たちも気楽に坂道を登りはじめたのですが、原生林ゆえの太い木の根や段
差のある石段など意外に坂道は険しく、数人は残念ながら途中でリタイヤでした。

 白濁する蓼科大滝《動の風景》

 

 

蓼科大滝は写真では度々見ていましたが、水量も多くその周囲の雰囲気は素晴らしいものでした。
遊歩道のハイキングを楽しんでいる皆さんも、私も長時間居座ってその雰囲気を満喫しました。
集合時間近くになったので、あわててバスまで戻り記念の集合写真を撮り、時間通り大滝を後にしました。

  

   蓼科大滝の原生林                集合写真

 

最近はチャータバスの走行距離と運行時間が厳しく制限され、そのバス価格も以前の倍近くになっています。

そんな厳しい状況ですが、素晴らしい風景は、それにも代えがたい魅力があります。
秋には、もう一回バス撮影会を予定しています。それにはバス代の補助はありませんので、

参加費の増額が心配です。

二回目もバス代の補助があればいいなぁと・・・世話人の独り言です。

 

文責・写真  写真同好会 代表世話人  牧野照男

 

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