広島支部お知らせ
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2018/4/28 第36回カルチャー同好会「早春の周防観光」

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平成30年3月28日に、山口県防府市の防府天満宮と周防国分寺、毛利氏庭園を訪れて、

翌29日には周南市の笠戸湾に浮かぶ大津島の人間魚雷「回天」の関連施設を見学しました。
今回は、両日ともボランティアガイドをお願いしていたこともあり、以前何度か訪れたことのある方にも満開の桜の中で十分楽しめる観光ができました。
防府天満宮は、日本で最初に創建された天神さまです。学問の神様として菅原道真公をお祀した神社は、全国に約12,000社ありますが、当宮創建を「扶桑菅廟最初」と記した日本で最初に創建された天神さまを表す石碑が建てられています。また、尊王攘夷の志士高杉晋作と志士たちと交わりのあった女流歌人野村望東尼の相聞歌を思わせる歌碑もあります。上の句を晋作が「面白きこともなき世をおもしろく」(東作)、下の句を望東尼が「すみなすものはこころなりけり」と歌っています。
次に周防国分寺を訪れました。奈良時代聖武天皇の勅願によって建立された由緒ある官寺です。金堂には本尊の薬師如来坐像ほか多くの仏像や文書が収められてます。
一日目は歩きの多い少し疲れた行程でしたが、ホテルから見た笠戸湾の夕焼けは素晴らしい景色でした。
翌日は徳山港から船で大津島の人間魚雷「回天」の関連施設を訪ねました。
回天記念館におかれていたリーフレットの「回天誕生」には、以下のような記述があった。
『1943年(S18)夏、日本の敗退が続く中、二人の青年士官が戦局を逆転するには体当たりによる特攻作戦しかないと、人間魚雷を構想、その後、戦局はさらに悪化し、海軍省はついに試作兵器を完成させ、1944年(S19)8月、正式兵器として採用された。祖国を守りたいとの一心から、特攻兵器「回天」は誕生したのである。そして同年9月、魚雷発射試験施設のあったここ大津島に回天基地が開設され、全国から多くの若者たちが集まってきた。』回天訓練基地跡や関連施設を見学した後、回天記念館でDVDを試聴して、現在あの辛い過去の経験が生かされているのかを考えなければならないと感じました。

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